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高齢者にとってのマイナンバーカードの必要性と親の死を意識するきっかけと

実家の両親の顔写真を撮影しました。
マイナンバーカードの申請に使うものです。

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80歳を過ぎた高齢者に、マイナンバーカードって必要なの?


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【マイナンバーで思うこと】
マイナンバーが違憲だとして提訴されましたが、田舎町に住むフツーの主婦にとっては、何を今さら・・・と思ってしまいます。
だって、現実にはもうマイナンバーが届いているのですからね。

通知カードには12桁の数字が並び、すでに私には番号がつけられているのです。
すでに発行された番号を前に、違憲だと騒がれたら、いったいこのマイナンバーをどうすりゃいいのさ!と、とまどうばかり。

私個人的には、マイナンバーで管理するのはある程度しかたがないことなのかな・・・と思っています。
すでに、基礎年金番号や健康保険証、自動車運転免許証など、個人を特定する番号はつけられているんですもんね。
これも時代の流れかなぁ・・・と、思うのです。

マイナンバーで一括管理できるようになれば、例えば子どもの高校授業料免除申請の際に、源泉徴収票や納税証明書なんかをいちいち添付しなくてもいいわけだし、毎年やっている医療費控除の申請だって、受診した病院の領収書を1年分保管して年間の医療費を合計して・・・なんて、めんどうな作業が簡略化されるかもしれないわけですよね。

引っ越しのさいの転出入の手続きだって、自宅にいながらできるようになるかもしれないってことですよね。

なんせめんどくさがりなもので、将来的には外に出歩かずにオンラインでなんでもできる・・・ってところが、私は歓迎するんですけどね。

すでに発行されて自宅に届いたマイナンバー通知カード。
だけど、今急いでマイナンバーカードを作る必要があるのだろうか?

数字だけの通知カードよりは、顔写真がついたマイナンバーカードのほうが、本人確認がよりしっかりできるのだから、盗まれても悪用されることは少ないのではないか?

さらに、マイナンバーカードの申請は、当面の間は無料のようですが、いずれ有料になるらしい。
しかも、10年ごとに更新しなければならず、自動車運転免許のように更新料だってかかるのですよね。

などなど、自分の中にも迷いが生じているのは確かです。
だったら、とりあえず様子見かなぁ。

・・・と、思っていた矢先、実家の父がマイナンバーカードを作りたい!と言ってきたのです。

DSC00955_20151202205233b9d.jpg

【高齢者にとってのマイナンバーカード】
実家の両親は、持ち家に定住で、今後引っ越しする予定はありません。
年金暮らしの両親にとって、マイナンバーカードを作るメリットはあるのかなぁ。

ネットをやっているわけでもないし、マイナンバーカードを使ってオンラインで各種手続きをすることはないよね?
だったら、わざわざマイナンバーカードなんて作らずに、通知カードとその時必要な添付書類で代用できれば、それでいいんじゃないの?

そのように実家の父にも説明したのですが、しばし考えた父は言いました。

「マイナンバーカードを作ってみたいんだよ」
なんだか子どものように目を輝かせて言うのです。

もともと、なんでもやってみるという精神の父。
マイナンバーについてだって、おそらく新聞などを読んで自分なりに理解はしているのでしょう。

父がそう言うのなら、もはや娘の私に反対する理由はありません。

【両親の顔写真】
そんなわけで、先日実家で両親の顔写真を撮影しました。
証明写真は、ちゃんとした格好で撮るという父と母。

父は背広にネクタイ、でも下はジャージ。
母もお気に入りの紫のブラウスを着て、でも下はモコモコの巻スカート。

どうせ上半身しか写さないのですからこれでいいのですが、その姿には笑えるものがありました。

居間の白い壁紙の前で撮影。
一応写真は、「美肌モード」にして。

何枚か撮り直し、父と母本人が一番気に入ったものを、1枚ずつ残しました。

80歳をとうに過ぎた父と母。
だけど今、社会の中で生きている。
戦争を経験し、貧しかった日本も、その後の高度成長をする日本も全部みてきた父と母。

だからこそ、移り変わる日本の社会の中で、新たに始まるマイナンバー制度に参加したいという気持ちがあるのかもしれませんね。

そして、思ったのです。

この写真は、もしかしたら父と母の遺影となるかもしれないなぁ・・・ということを。

お葬式の話もしたことはないし、両親の財産もどこに何があるかまったくわかりません。
もし父や母が急に亡くなったら、何をどうしていいのかわからないのです。
仏壇のことも、お墓やお寺のことも、今はすべて両親にまかせっきり。

だけど、これらの話を親に切り出すことは、いつかはやってくる親の死を正面から受け止めるということになり、今の私はそれらに目を背けているんでしょうね。
両親も物忘れが多くなったとはいえ、まだまだ健在。
だからこそ、私から話すのはためらわれてしまいます。

そんな私は、我が家の財産一覧表や銀行口座をすべてファイルし、「もしお母さんが死んだら、これ見てね」と、長男に話しをしています。
親が死ぬということは、子どもにとって考えたくないことでもあるからこそ、遺言書でもないけど、エンディングノート的な記録は残しておくべきだと考えています。

もしかしたら、うちの両親もそんな遺言書みたいな記録を残しているのかもしれないなぁ・・・。
なんて、楽観的に考える自分がいたりして。

マイナンバー制度は、父と母の今を生きるという精神と、いつかは必ず直面する親の死というものを、私に考えさせてくれる機会でもありました。






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Category : 親のこと
03 2015 | 0 comments 

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